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グローバル女子大生日常(笑)

某国際系女子大生がぐだっているブログ

どんな風に年をとりたいか?~オーストラリアのホストマザーに学ぶ~

こんにちは。みん五朗です。

今日は、年のとり方について考えます。

じつは私、1ヶ月強オーストラリアに語学研修に行ったことがあります。

そこで出会ったホストマザーの生き方がなんとも言えず素敵だったのでシェアします。

 

どんな人だったか

とにかくいい人でした。

ものすごい穏やかなわけではない。本人なりに色々抱えてて考えてる。でも自分が疲れている時でも一人で異国の地に勉強しに来た私に優しく接してくれて、私の英語学習のためにとできるだけコミュニケーションを取ろうとしてくれてました。人生初の海外ということもあって心細かったので、マザーの存在にはものすごく支えられました。

仕事はカウンセラーをしていて、年は60歳くらいだったと思います。

 

波乱万丈らしい(?)人生

研修中、私の英語は拙かったのであまり込み入ったことまで聞いたわけではありませんが、マザーの人生は今まで色々あったみたいです。

ちらっと聞いたのは離婚を二回経験しているシングルマザーで、息子が三人、そのうち末っ子は父親が違うようです。

一人で3人の子供を育て上げ、今は全員成人しています。

女性が一人で子供を育てるって本当に心細いし、キツイと思うんです。体力的にも精神的にも、旦那さんと支え合って子育てできるって本当に大切なことです。一家の大黒柱と、縁の下の力持ちの両役を一人で背負うわけですから、シングルマザーの人には本当に頭が下がります。

そんなわけで、彼女はきっと人生の大変なことや苦難をたくさん経験してきたのでしょう。

 

それでも人生を味わい楽しむ

なんとなく人生に疲れてる感じを醸し出していたマザーですが、それでも一生懸命人生を楽しもうとしていたところがすごく素敵でした。

人生は儚いことを、よくわかっている顔って言うんですかね?とにかく影があるかんじでした。

でも休日には、数は多くないけど本当に大切な友達と海辺を散歩したり、一人でバイクに乗ったり、お気に入りのマシンでコーヒーを淹れたり。

超奇抜なサングラスをかけてエクササイズに行ったり、お気に入りのテレビを見て大声で笑ったり。

一人で6週間ヨーロッパに旅行に行ったこともあるそうです。バイタリティーあるなぁー。

当たり前の毎日を本当に味わえる人なんだなあと思います。

 

時には私のような留学生を散歩や買い物に連れていってくれました。

自分がどんなに疲れていたり、イライラしているときでも、私に当たったり怒ったりすることは絶対にありませんでした。むしろ語学学校から帰ってきた私をねぎらって、学校でのことを毎日聞いてくれました。

完璧な人間ではないけれど、等身大で、人として尊敬できる人でした。

 

そんな彼女に将来の夢を聞いたところ、

 

「今はとにかくお金をためて旅行をして、世界中色々なところを見ておきたいの。まあ、この先どうなるかなんてまったく検討がつかないけどね。若い頃は年をとった自分がこんな風になるなんて全然思ってなかったもの。人生は思い通りにいかないし何があるか全く予想できないものよ。だからこれからもきっとそうだと思うの。」

そんなことを話していました。

ホストマザーを見ていて、「こんな風に年を取れたらなあ」といつも思っていました。

 

人生を選ぶ権利を保障する社会

「外国は良くて日本はダメだ」的な考え方はあまり好きではないのですが、一人一人が人生を味わえるという点でオーストラリアは日本より優れているような気がしたので、今日はそういうスタンスでいきます。

 

留学中に強く感じたのは、オーストラリア人の人生の楽しみ方がすごく魅力的だということです。

 一般的に日本って、「仕事=生きがい」「夢を叶えるために日々努力」という価値観が良いものとされてる風潮があると思うんです。

でも私が出会ったオーストラリア人の方々はみんな、仕事は人生のほんの一部で、楽しいことをするためのお金を稼ぐ手段と捉えているようでした。

 ためたお金で四駆自動車を買って、砂漠にドライブに出掛けたり、ちょっといいカフェでお茶したり、海外旅行したり。

(日本と比べオーストラリアは労働環境がかなり善良ということもありますが…。18時には帰宅できるし、何年に一度か6週間ほどの長期休暇を取得できるようです。)

また、オーストラリアの人達は引っ越しが大好きで、平均的に人生で6回くらいは引っ越すそうです。自分が住みたいと思う、人生のひとときを過ごして行きたいと思う場所を自分で選んで移住します。これは日本ではなかなか出来ないことではありますが、自分の人生を自分で選ぶ権利がしっかり保障されているのだなと思いました。

現代は、特に先進国においては人生を自分で決めていける権利が保障されている時代です。しかし、「自分の人生をコントロールできていると思っている人の割合」を国別に調べた調査によると、日本は他の先進国に比べてかなり割合が低いそうです。

先程の移住の例で言えば、日本では「移住することは法的には可能ではあるが、地域の人間関係、仕事、子供のことなど、色々考えて1ヶ所にとどまらざるを得ない」という具合に、法的には権利が認められていても、自由に振る舞うことがかなり難しいのだと思います。

日本人が自分の人生をコントロールできていないと感じるのは、社会的要因が少なくともある、ということですね。

 

一人一人が人生を味わえる社会に

しょーもない結論ではありますが、

争いなんてやめて、老若男女、国籍、貧富の差問わず一人一人が人生を味わえる社会になれば、一番良いなと思います。

 

以上です。